1. アッラーゆえにハッジし、下品な言動や放埓さから身を慎んだ者は、母親が彼を生んだ日（のような無垢で純粋な状態）に戻るであろう。 2. 大罪の内でも最大のものを教えてあげようか？ - 6 ملاحظة 3. 同胞を愛しているなら、自分が愛しているというそのことを、彼に伝えよ。 4. 大罪とは、アッラーにシルクを犯すこと、親不孝、殺人、他人の権利を奪うことを意図した嘘の誓いである。 5. 逆境においても順境においても、また気乗りすることにおいても気が進まないことにおいても、またそれが私たちの利己心に反するようなものであったとしても、彼の命を良く聴き入れ、服従すること。その資格を有する者から、統治権を奪ったりしないこと。 - 4 ملاحظة 6. 食べ物が眼前にある時、および、２つの忌まわしいものを我慢している状態において、礼拝はない。 - 4 ملاحظة 7. 金曜日、イマームが説教している最中、同胞に『静かに』と言ったら、戯言（たわごと）を語ったことになる。 - 2 ملاحظة 8. 未亡人と恵まれない者のために奔走する者は、アッラーの道において奮闘する者のようである。 9. フィトゥラ（天性）とは、５つである：割礼。陰毛を剃ること。口ひげを短く切ること。爪を切ること。腋毛の除去。 10. ムハンマドの魂がその御手に委ねられているお方にかけて。このウンマ（共同体）の内のユダヤ教徒でもキリスト教徒でも、私について耳にし、それから私が携えて来たもの（啓示）を信仰しない状態のまま死んだ者は、例外なく地獄の徒となる。 - 4 ملاحظة 11. 口ひげは短くし、あごひげは貯えておけ。 12. 私のこのウドゥーの通りにウドゥーをし、その後、雑念にとらわれることなく２ラクアの礼拝をした者は、それ以前の罪を赦されるだろう。 - 2 ملاحظة 13. 「アッラーがユダヤ教徒とキリスト教徒を呪われるよう。彼らは自分たちの預言者たちの墓を、マスジドにしたのだ。」彼は、彼らが行ったことを注意したのだ。 もしこのことがなければ、彼の墓は露わにされただろう。しかし彼は、それがマスジドとされることを恐れたのだ。 14. 「七種の破滅的な罪を避けよ」。人々が「アッラーの使徒よ、それらは何ですか？」とたずねると、彼は言った：「アッラーに対するシルク、魔術、正当な理由もなくアッラーの禁ずる殺人を行うこと、利子を取ること、孤児の財産を貪ること、戦時の逃亡、貞淑で無実な女性信者を中傷することである。」 - 4 ملاحظة 15. アッラーよ、私の墓を拝まれる偶像とはしないで下さい。自分たちの預言者たちの墓をマスジドとした民に対するアッラーの怒りは、激しいものです。 16. まことに褒美の大きさは、試練の大きさによるものである。至高のアッラーは、ある民を愛する時、彼らを試練におかけになる。それに満足する者には満足があり、それを憎悪する者には憎悪があるのだ。 - 1 ملاحظة 17. われはシルクを最も必要としない者。われを、われ以外のものと並べるような行いをする者を、われはそのシルクと共に放っておく。 - 2 ملاحظة 18. 私に、あなた方の内からハリール（親愛な者）があるなどということから、私はアッラーに潔白を求める。なぜならアッラーは、イブラーヒームをかれのハリールにしたのと同様に、私をハリールとしたからである。そして、もし私が私の共同体の内からハリールを選ぶとしたら、きっとアブー・バクルをハリールとして選んだだろう。 19. あなた方の家を墓にはするな。私の墓をイードにはするな。そして私のために祈願するのだ。あなた方の祈願は、あなた方がいる場所からでも私に届くのだから。 20. まことに至高のアッラーは、自恃（じじ）の念をお持ちである。そして至高のアッラーの自恃とは、アッラーが禁じた物事を人が侵すことである。 21. アッラー以外のものにおいて誓いを立てた者は、不信仰に陥ったか、あるいはシルクを犯したことになる。 22. 偽信者にとって最も難儀な礼拝は、イシャーの礼拝とファジュルの礼拝である。もし彼らがそこにあるものを知っていたら、這いつくばってでもやって来たであろう。私は礼拝の開始を命じ、それから誰かに礼拝の先導をさせ、私は焚き木の束を持った男たちと共に出て行き、礼拝にやって来ない人々のところへ行って、その家を火で燃やしてしまおうとまで思ったほどだ。 - 4 ملاحظة 23. まことに最悪の者たちとは、墓をマスジドとしている状態で、復活の日を生きたまま迎えた者たちである。 - 2 ملاحظة 24. 「私があなた方に関して最も恐れることは、小さなシルクである。」彼はそれについて尋ねられると、こう答えた：「見せかけの行為だ。」 - 4 ملاحظة 25. 彼らはアッラーが合法としたものを禁じ、それであなた方もそれを禁じているのではないか？また、彼らはアッラーが禁じたものを合法とし、それであなた方もそれを合法としているのではないか？ - 3 ملاحظة 26. 実にあなたは、啓典の民である人々のところへ行くのだ。ゆえに彼らをまず『ラー・イラーハ・イッラッラーフ（アッラー以外に崇拝されるべきいかなるものも存在しない）』という証言へと招け。 - 2 ملاحظة 27. アッラーの使徒（彼にアッラーからの祝福と平安あれ）は魔術による治療について尋ねられ、言った：「それはシャイターンの行いである。」 28. キリスト教徒らがマルヤムの子を過度に称えたように、私のことを過度に称えてはならない。私はかれ（アッラー） の僕に過ぎない。だからこう言うがよい：アッラーのしもべ、アッラーの使徒、と。 - 2 ملاحظة 29. （復活の日に）あなたの執り成しで最も幸福になる者は、誰ですか？彼は言った：心から純粋に、「ラー・イラーハ・イッラッラーフ」と言った者である。 30. 「ティヤラゆえに、何らかの必要な物事を行うことを止めてしまう者は、シルクを犯しているのである。」人々は言った：「その贖罪は何ですか？」彼は言った：「『アッラーフンマ・ラー・ タイラ・イッラー・タイルカ。ワ・ラー・ハイラ・イッラー・ハイルカ。ワ・ラー・イラーハ・ガイルカ』と言うことである。」 - 2 ملاحظة 31. 「いかなる共同者もいない唯一のアッラー以外に崇拝すべきものはなく、ムハンマドはアッラーのしもべかつ使徒であること。イーサーはアッラーのしもべかつ使徒であり、アッラーがマルヤムへと吹き込まれた御言葉かつ魂であること。天国は真実であり、地獄は真実であること」を証言した者は、その行為に応じて、アッラーによって天国に入れられる。 - 2 ملاحظة 32. アッラーに何も並べることのない状態でかれと面会した者は、天国に入る。アッラーに何かを並べている状態でかれと面会した者は、地獄に入る。 33. アッラーを差し置いて何らかの同位者に祈っている状態で死を迎えた者は、地獄行きである。 34. 「過剰な者たちは、破滅しよう。」彼は、そのように３回言った。 35. 「また、彼らは言いました。『あなた方は絶対に、あなた方の神々を捨て去ってはならないぞ。そして絶対に、ワッド、スワーウ、ヤグース、ヤウーク、ナスルを捨て去ってはならない。』」（ヌーフ章２３）イブン・アッバース（彼らにアッラーのご満悦あれ）はこのアッラーの御言葉について、こう語った：「これらは、ヌーフの民の正しい人々の名前である。」 36. 両ひげの間にあるものと、両足の間にあるものを私に保証する者には、私が天国を保証しよう。 37. 「あなた方に首長たちが任命され、あなた方は彼らを知り、否認するであろう。嫌った者は無実であり、否認した者は無事となる。しかし（非難されるべきは彼らに）満足し、追従した者なのだ。」彼らは言った：「アッラーの使徒よ、私たちは彼らと戦ってもよいでしょうか？」彼は言った：「いや。彼らがあなた方に対して（義務の）礼拝を遂行し続ける限りは。」 38. アッラーは、もしあなた方が汚れた状態になったら、浄めをするまで、あなた方の礼拝を受け入れない。 - 6 ملاحظة 39. 僕が病にかかったり旅行に出たりしても、彼が定住状態にあった時、あるいは健康な時に（習慣的に）行っていた行いと同様のものが、記録されよう。 - 2 ملاحظة 40. ラー・イラーハ・イッラッラーフ（アッラーの他に真に崇拝すべきものはなし）は、最良のズィクル（唱念）である。 41. あなた方にとって天国は靴ひもよりも近く、地獄もまた同様である。 42. スィワークは口を清浄にし、主を喜ばせる。 - 2 ملاحظة 43. ５度の礼拝、金曜礼拝から金曜礼拝、ラマダーンからラマダーンは、その間の罪滅ぼしである。ただし、大罪を避ける限りにおいてだが。 - 8 ملاحظة 44. 「例えクルアーンの１句でもよいから、私から（の言葉を人々に）伝えるのだ。イスラーイールの民からの話を伝えても、問題はない。そして私が言ってもいないことを故意に嘘をついて言う者には、地獄の業火にその座を占めさせよ。」 - 8 ملاحظة 45. ムスリムに降りかかる、いかなる疲労、病気、悩み、悲しみ、害、心配でも、アッラーがそれによってその者の罪滅ぼしとしてくれないことはない。たとえそれが、ささった棘であったとしても、である。 - 6 ملاحظة 46. 地獄は欲望によって覆われ、天国は苦難によって覆われている。 47. ムスリムのムスリムに対する５つの権利：挨拶を返すこと。病人を見舞うこと。葬儀に参列すること。招待に応じること。くしゃみをした者に祈願してやること。 48. 売る時、買う時、債務の返済要求をする時に寛大な者を、アッラーは慈しまれる。 49. ある者は人々にお金を貸し、（自分の使用人である）若者に、こう言っていたものだった：「債務に苦しむ者が来たら、大目に見てやれ。アッラーが私たちを大目に見てくれるだろう。」こうして彼はアッラーと謁見し、アッラーは彼を大目に見たのである。 50. （親族の絆を）つなぐ者とは、報いる者のことではない。しかし自分の親族の絆が断たれた時に、それをつなぐ者のことなのである。 - 4 ملاحظة 51. 債務に苦しむ者を猶予し、またはそれを免じてやる者を、アッラーは審判の日、その御座（みくら）の陰に入れて下さる。その日、その陰のほかに陰はない。 52. 知識を求めて出発した者は、戻って来るまでアッラーの道の途上にある。 - 3 ملاحظة 53. ラマダーンを信仰と褒美への望みをもって断食する者は、それ以前に犯した罪を赦される。 54. 誉れの夜（ライラトゥル＝カドゥル）を、信仰と褒美への望みをもって礼拝する者は、それ以前に犯した罪を赦される。 55. アッラーは、かれが良いことを望まれる者を、災難に遭わせる。 56. ２人のムスリムが剣をもって対峙し（戦っ）たら、殺した方も殺された方も地獄行きである。 57. 宗教とは誠実さである。 58. 合法なもの（ハラール）は明らかであり、非合法なもの（ハラーム）も明らかである。そしてその間には、多くの者が知らない紛らわしい物事（ムシュタビハート）がある。ゆえに疑念の余地がある物事から身を慎む者は、自らの宗教と尊厳に潔白であれるだろう。一方、疑念の余地がある物事に陥る者は、禁じられた領域に足を踏み入れてしまうことになろう。 - 2 ملاحظة 59. アッラーは全てにおいて善行を命じられた。ゆえに殺生する時にはよい殺生をし、屠殺する時にもよい屠殺をせよ。刃物を研ぎ、犠牲を安楽にさせよ。 - 2 ملاحظة 60. まことにアッラーは、善行と悪行を定め、それらを明らかにされた。ゆえに何らかの善行を１つしようと思い立った者は、たとえそれを実行しなくても、アッラーがそれを完全な１つの善行として書き留められる。そしてもしそれをしようと思い立ち、かつ実行したのであれば、アッラーはそれを１０倍から７００倍、そしてそれ以上に倍増させた形で書き留められるのだ。 61. まことにアッラーは、あなた方の身体や姿形をご覧になるのではない。しかしかれは、あなた方の心と行いをご覧になるのだ。 - 4 ملاحظة 62. 行いは、その意図によるものである。まことに全ての者は、その意図したところのものを得る。 - 6 ملاحظة 63. 私たちが、ある日アッラーの使徒（彼にアッラーからの祝福と平安あれ）と共にある時、純白の衣服をまとい、漆黒の髪の男が私たちのもとに現れた。彼には旅の形跡は見当たらず、私たちの誰一人として彼を知る者はいなかった。 - 32 ملاحظة 64. １人の男が、預言者（彼にアッラーからの祝福と平安あれ）にこう言った：「私にアドバイスを下さい。」彼は言った：「怒るのではない。」彼は何度も繰り返し、「怒るのではない」と言った。 - 2 ملاحظة 65. 危害を加えること、また相互に危害を加え合うことの禁止 - 2 ملاحظة 66. もしあなた方がアッラーに真の意味で委任するならば、鳥が朝には空腹で出かけ、夕には満腹で帰って来るのと同様に、（アッラーから）糧を授かるだろう。 67. 私が禁じたものは避け、私が命じたものは、あなた方のできる範囲でそれを行え。まことにあなた方以前の者たちを滅ぼしたのは、質問の多さと、預言者たちに対する彼らの相違だったからだ。 - 32 ملاحظة 68. 私たちのものではない行いを行った者は、拒否される。 69. わが僕たちよ、われは自らに不正を禁じ、またあなた方の間においてもそれを禁じた。ゆえに互いに不正を為してはならない。わが僕たちよ、われが導いた者を除けば、あなた方はみな迷っている。ゆえにわれに導きを求めよ。 - 4 ملاحظة 70. 少年よ、あなたにいくつかの言葉を教えよう：「アッラーのことを守っていよ。そうすればアッラーはお前をお守り下さる。アッラーのことを守っていよ。そうすれば、あなたはかれをあなたの向かう先に見出すであろう。願いごとがあればアッラーにお願いし、助力を望むのであれば、アッラーに助力を求めよ。」 - 4 ملاحظة 71. 僕が罪を犯して、こう言った：「アッラーよ、私の罪をお赦し下さい。」それで至高のアッラーはこう仰った：「わが僕は罪を犯した。そして彼にはその罪を赦し、それゆえに罰する主があることを知った。」 - 2 ملاحظة 72. まことに公平な者たちは、アッラーのもとで光の台座の上にある。彼らは彼らの裁決、彼らの家族、彼らが任されたことにおいて公正な者たちである。 - 4 ملاحظة 73. 「私の共同体の者たちは、拒む者を除いてすべて天国に入る。」このような声が上がった：「アッラーの使徒よ、誰が拒むでしょうか？」彼（預言者）は言った：「誰であれ、私に従う者は天国に入り、私に反する者は（それを）拒んだのだ。」 - 10 ملاحظة 74. 遺産相続までさせるのではないか、と私が思ってしまうほど、ジブリールは私に対し、隣人へ（の配慮を）命じ続ける。 75. まことに、まじない、お守り、ティワラの術はシルクである。 - 2 ملاحظة 76. 「陰口（ギーバ）を知っているか？」人々は言った：「アッラーとその使徒がよくご存じです。」預言者は言った：「あなたの同胞が嫌がることによって、彼について話すことである。」 - 2 ملاحظة 77. アッラーよ、わが共同体の諸事を任され、彼らに対して辛くあたる者には、辛くあたって下さい。 - 2 ملاحظة 78. まことに、ある者たちはアッラーの財産において不当な振る舞いをしている。彼らには審判の日、火獄があろう。 - 4 ملاحظة 79. 憶測をしてはいけない。憶測は最大の嘘の話だから。 - 2 ملاحظة 80. アッラーから人々の世話を任されたいかなる僕も、その世話すべき人々に対して欺いた状態のまま死ぬべき日に死んだ者は、アッラーから天国を禁じられる。 81. 全てのアーダムの子らは過ちを犯すもの。そして過ちを犯す者で最善の者が、悔悟する者たちなのである。 - 14 ملاحظة 82. あらゆる善行はサダカである。 83. いかなる善行も、なおざりにしてはならない。それが、和やかな顔で同胞と会うことだったとしても。 84. 強者とは腕力によるものではない。強者とは、怒りの際に自分自身を抑える者のことである。 - 4 ملاحظة 85. ある民を模倣する者は、彼らの仲間である。 86. よいことを教示した者には、それを行う者と同様の褒美がある。 87. 私はアッラーの使徒（彼にアッラーからの平安と祝福あれ）に尋ねた：「どの罪が最も大きいでしょうか？」彼は言った：「あなたを創造されたアッラーに、同位者を置くことである。」 88. 死人を罵るのではない。彼らは既に自分たちが行ったものへと、立ち去ってしまったのだから。 89. 会えば互いに背き合うようにして、その同胞を３夜を超えて避け続けることは、ムスリムにとって許されない。そして彼らの内より優れているのが、先に挨拶を始める方なのだ。 - 2 ملاحظة 90. 断絶する者は天国に入らない。 91. ナミーマをする者は天国に入らない。 92. 糧が豊かに与えられ、寿命を長く伸ばされたいと望む者は、近親関係を保つのだ。 - 2 ملاحظة 93. ムスリムに害をもたらす者は、アッラーから害をもたらされよう。ムスリムに困難を課す者は、アッラーから困難を課されよう。 94. 僕が彼の主に最も近付くのは、彼がサジダ（平伏礼）している時である。だから祈願を沢山するのだ。 - 2 ملاحظة 95. 暁の礼拝を行った者は、アッラーの保護下にある。ゆえにその者の保護に関して、アッラーがあなた方に何らかの問責をするようなことがあってはならない。 96. アッラーと最後の日を信じる者は、よいことを喋るか、さもなければ黙っていよ。アッラーと最後の日を信じる者は、隣人を厚遇せよ。アッラーと最後の日を信じる者は、客人を歓待するのだ。 - 4 ملاحظة 97. 人を慈しまない者を、アッラーは慈しまれない。 98. アッラーに最も厭われる者とは、激しい議論好きである。 - 2 ملاحظة 99. アッラーに最も愛される言葉は４つである。そのいずれで始めても、害することはない：スブハーナッラー、アル＝ハムドリッラー、ラー・イラーハ・イッラッラーフ、アッラーフ・アクバル。 100. 天国に入れる最多のものが、アッラーに対するタクワー（畏れ）と、性格の良さである。 101. 羞恥心は信仰の一部である。 102. ドゥアー（祈願）は崇拝行為である。 103. 舌に軽く、秤には重く、慈悲あまねきお方に愛される、２つの言葉：スブハーナッラーヒ・ワ・ビハムディヒ、スブハーナッラーヒ・アル＝アズィーム - 4 ملاحظة 104. アッラーにとって、ドゥアー（祈願）よりも大切なものはない。 105. 施しが財産を減らすことはない。僕は赦しによって、アッラーからその威光を増加させられる。アッラーに対して謙虚である者を、アッラーは高めずにはおかない。 106. アッラーは審判の日、同胞の尊厳を守ってやる者の顔を、地獄の炎から守って下さる。 107. ＂スブハーナッラーヒ・ワ・ビハムディヒ＂と一日に１００回言う者は、その罪を落とされる。たとえそれが、海の泡ほどだったとしても、である。 108. ＂ラー・イラーハ・イッラッラーフ・ワフダフ・ラー・シャリーカ・ラフ、ラフ・アル＝ムルク、ワ・ラフ・アル＝ハムド、ワ・フワ・アラー・クッリ・シャイイン・カディール＂と１０回唱えた者は、イスマーイールの子孫の内の者を４人解放したようなものである。 109. アッラーは、かれが良いことを望まれる者に、宗教における理解力を与える。 - 6 ملاحظة 110. まことに、アッラーは敬虔で、自ら足れりとし、控え目な僕を愛される。 - 6 ملاحظة 111. あなた方はあなた方の主を、あなた方がこの月を何の陰りもない状態で見るように、見ることになろう。 112. 預言者（彼にアッラーからの祝福と平安あれ）は香水を拒まなかった。 113. 最も信仰心の全き信仰者は、彼らの内で最も品性がよい者である。また、あなた方の内で最良の者とは、自分たちの女性に対して最良の者である。 - 2 ملاحظة 114. 現世は楽しみである。そして現世の楽しみの内でも最善のものが、敬虔な女性である。 115. 優しさは、それを伴うものを飾りつけずにはおかず、それを失ったものを醜くせずにはいない。 - 14 ملاحظة 116. まことにアッラーは、僕が食べ物を食べてアッラーを称えることをお喜びになり、飲み物を飲んでアッラーを称えることをお喜びになる。 117. 信仰者はよい性格によって、断食し礼拝に立つ者の位階に到達する。 118. まことにあなた方の内で最善の者は、最も性格の良い者である。 119. 至高のアッラーは仰った：アーダムの子よ、施せ。そうすれば、あなたに施されよう。 120. まことにアッラーは、不正者に猶予を与える。そして彼を捕らえる時には、取り逃がさない。 121. 私は私の（死）後に、女性よりも男性に対して有害な試練を残さない。 122. 容易くし、困難にするのではない。（人々を）安らがせ、遠ざからせるのではない。 123. このクルアーンを遵守していよ。ムハンマドの魂がその手に委ねられているお方にかけて、まことにそれは足かせをつけられたラクダよりも、早く逃亡してしまうものなのかだから。 - 18 ملاحظة 124. あなた方の内で最善の者は、クルアーンを学び、教える者である。 - 22 ملاحظة 125. どこかに滞在する者で、「アウーズ・ビカリマーティッラーヒッターンマーティ・ミン・シャッリ・マー・ハラク（私はアッラーの完全なる御言葉に、かれが創造した悪からのご加護を乞う）」と唱える者は、その滞在場所から立ち去る時まで、いかなるものにも害を受けることはない。 - 2 ملاحظة 126. 私はあなたに、アッラーの使徒（彼にアッラーからの祝福と平安あれ）が私に託して遣わしたものを、託して遣わそうか？つまり（彼は私に、こう命じたのだ）：「像は、抹消せずにはおくな。盛り上げられた墓は、平坦にせずには放っておくな。」 - 6 ملاحظة 127. 私が自分自身の子、父親、全ての人々よりも愛しい者とならない限り、（真に）信仰したことにはならない。 - 2 ملاحظة 128. 何かを吉凶と結びつける者、またはそれをしてもらう者、占いをする者、またはそれをしてもらう者、魔術を持ちいる者、またはそれをしてもらう者は、私たちの仲間ではない。そして占い師のもとにやって来てその言うことを信じた者は、ムハンマド（彼 にアッラーからの祝福と平安あれ）に下されたものを確かに否定したことになるのだ。 129. アッラーフを訪れ、彼に何かを尋ねて信じた者は、４０日間その礼拝を受け入れられない。 - 2 ملاحظة 130. 占星術を少しでも学んだ者は、魔術の一部を学んだのだ。（一方の学びを）増せば、（もう一方の学びも）更に増すのである。 131. 最も遂行するに値する条件とは、あなた方がそれでもって陰部を合法とするものである。 132. 大罪の内でも最大のもの：アッラーに対してシルクを犯すこと。アッラーの計略から安心すること。アッラーのご慈悲に失望すること。アッラーのお慰めに絶望すること。 - 18 ملاحظة 133. アッラーの使徒（彼にアッラーからの平安と祝福あれ）は最良の性格のお方だった。 134. 彼は各礼拝の後、タスリーム（礼拝の締めの動作）する際に、こう言ったものだった：「ラー・イラーハ・イッラッラーフ・ワハダフ・ラー・シャリーカラフ。ラフルムルク､ワ・ラフルハムドゥ、ワ・フワ・アラー・クッリシャイン・カディール｡ラー・ハウラ・ワ・ラー・クウワタ・イッラー・ビッラーヒ｡ラー・イラーハ・イッラッラーフ､ワ・ラー・ナァブドゥ・イッラー・イーヤーフ｡ラフンニァマトゥ・ワ・ラフルファドゥル・ワ・ラフッサナーウルハサニ｡ラー・イラーハ・イッラッラーフ・ムフリスィーナ・ラフッディーナ・ワ・ラウ・カリハル・カーフィルーナ。」 135. あなた方の家を墓にするのではない。まことにシャイターン（悪魔）は、雌牛章の読まれる家から退散するのだ。 - 4 ملاحظة 136. スブハーナッラー、アル＝ハムドリッラー、ラー・イラーハ・イッラッラーフ、アッラーフ・アクバルと唱えること。 137. これらの日々（ズルヒッジャ月の１０日間）よりも、そこにおける善行がアッラーから愛される日々はない。 - 4 ملاحظة 138. アスルの礼拝を放棄した者は、その行いが無に帰すのだ。 - 4 ملاحظة 139. ウドゥー（浄め）を行い、それを良い形でする者は、その身体から罪が流れ出るのである。 140. 夜に雌牛章の最後の２節を読んだ者は、それで十分なのである。 - 8 ملاحظة 141. アッラーの書から一文字でも読んだ者には、一つの善行がある。そしてその善行は、１０倍となる。 - 8 ملاحظة 142. アッラーからの褒美を期待して家人に費やすのならば、それは彼にとってのサダカ（施し）となる。 143. 信仰は７０数個、または６０数個の部門がある。 144. 彼はアッラーの使徒（彼にアッラーからの平安と祝福あれ）とある旅路を供にした。その時、彼は使いを遣わして、このように伝えさせた：「ラクダの首に、紐の飾り（または首飾り）を付けたままにはせず、全て断ち切るのだ。」 - 2 ملاحظة 145. 何かにすがる者は、そこに委ねられるのだ。 - 3 ملاحظة 146. 「ラー・イラーハ・イッラッラーフ（アッラー以外に崇拝すべきものはなし）」と唱え、アッラーをよそに崇拝されているものを否定する者は、その財産と生命を守られ、その清算をアッラーに委ねられる。 147. 預言者（彼にアッラーからの祝福と平安あれ）の性格は、クルアーンだった。 148. 慈悲あまねきお方は、慈しみ深い者たちを慈しまれる。地にあるものを慈しめ。そうすれば天にあるお方が、あなた方を慈しんでくれよう。 - 18 ملاحظة 149. 預言者（彼にアッラーからの祝福と平安あれ）はどんな時でもアッラーをズィクル（唱念）していた。 - 4 ملاحظة 150. アッラーの使徒（彼にアッラーからの祝福と平安あれ）は、カザゥを禁じた。 151. まことに天使たちは雲に下り、天で決定された物事について語り合う。その時、シャイターンが聞き耳を立ててそれを盗み聞きし、それを占い師たちに吹き込むのである。そうして彼らは、自分たちによる１００の嘘をそこに混ぜ込むのだ。 152. 私たちは、無理に何かすることを禁じられた。 153. 小便から清浄であるようにせよ。まことに墓の懲罰の大半は、それによるものなのだから。 - 11 ملاحظة 154. 誰でも心から正直に『ラー・イラーハ・イッラッラーフ、ムハンマドッラスールッラーヒ （アッラーの他に真に崇拝すべきものはなく、ムハンマドはそのアッラーの使徒である）』と証言する僕は、アッラーによって地獄を禁じられる。 155. 祝福にあふれた至高の私たちの主は毎晩、夜も最後の３分の１にさしかかった頃、天の最下層にまでご降臨なさる。そしてこう仰るのだ：「われに祈る者はだれか？それを叶えてやるぞ。われに頼み事をする者は誰か？それを与えてやるぞ。われに罪の赦しを乞う者は誰か？その罪を赦してやるぞ。」 156. 墓に向かって礼拝するな。また、そこに座るのではない。 157. それらの人々は、彼らの内の正しい僕、または正しい男が死ぬと、その墓の上にマスジドを建て、その中にそれらの肖像を作ったのだ。それらの者たちはアッラーの御許で、最悪の被造物である。 158. 私は７つの骨をつけてサジダ（平伏礼）するよう、命じられた。つまり、額－自分の手で鼻を指した－、両手、両膝、両足先である。そして、衣服や髪の毛をまとめたりはしない。 159. 預言者（彼にアッラーからの平安と祝福あれ）は２つのサジダ（平伏礼）の間に、こう言っていた：「アッラーフンマ・グフィル・リー、ワ・ルハムニー、ワ・アーフィニー、ワ・フディニー、ワ・ルズクニー。」 - 6 ملاحظة 160. アッラーの使徒（彼にアッラーからの平安と祝福あれ）は礼拝から立ち去る際には、３度アッラーの赦しを求めて、こう言った：「アッラーフンマ・アンタッサラーム、ワ・ミンカッサラーム、タバーラクタ・ヤー・ザル＝ジャラーリ・ワル＝イクラーム。」 161. 立って礼拝せよ。もし出来なければ座って、そしてもし（それも）出来なければ、横になって行うのだ。 - 2 ملاحظة 162. 預言者（彼にアッラーからの祝福と平安あれ）の許に、ある盲目の男がやって来て、こう言った：「アッラーの使徒よ。私には、私のことをマスジドに連れて行ってくれる人がおりません。」それから彼はアッラーの使徒（彼にアッラーからの祝福と平安あれ）に、家で（義務の）礼拝をしてもよいかと尋ね、その許可を得た。そして彼がそこを立ち去ろうとした時、アッラーの使徒は彼にこう尋ねた：「礼拝の呼びかけ（アザーン）は聞こえるか？」彼が「ええ」と答えると、彼は言った：「ならば、（呼びかけに）応じよ。」 163. 礼拝にやって来た時、イマームが（礼拝中の）ある状態にあったなら、イマームが行うように行うのだ。 - 4 ملاحظة 164. アッラーの使徒（彼にアッラーからの平安と祝福あれ）は私たちに、このような「必要のフトバ（説教）」を教えて下さった：「インナル・ハムド・リッラーヒ、ナスタイーヌフ、ワ・ナスタグフィルフ。ワ・ナウーズ・ビヒ・ミン・シュルーリ・アンフスィナー・・・」 - 4 ملاحظة 165. 後見人なしの結婚はない。 166. 少年よ、アッラーの名を唱えよ。右手で食べ、自分の近くから食べるのだ。 167. 食べる時は右手で食べよ。飲む時は右手で飲むのだ。というのもシャイターン（悪魔）こそが左手で食べ、左手で飲むのだから。 - 2 ملاحظة 168. （統治者への）服従に背き、（正しいムスリムの）集団を離脱した状態で死んだ者は、ジャーヒリーヤ（イスラーム以前の無明時代）の死において死んだのである。また、（自身の）部族ゆえの怒り、そこへの呼びかけ、その援助のためなど（イスラームにおいてその正当性もない）盲目な目的において戦い、そして殺された者も、ジャーヒリーヤの死において死んだのである。 169. あなた方の諸事が全て１人の者に任されているというのに、あなた方を分裂させるか、あるいはあなた方の集団を分散させようとする者が現れたら、その者を殺すのだ。 170. 条約を結んでいる民を殺害した者は、天国の芳香を嗅ぐことはない。その芳香は 40 年もの行程から嗅ぐことが出来るにも関わらず、である。 - 6 ملاحظة 171. アッラーの使徒（彼にアッラーからの平安と祝福あれ）は、裁決において賄賂を渡す者、賄賂を受け取る者を呪った。 172. 「我らにむかって武器をとる者は、我らの仲間ではない。」